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ムカデ人間3のkuのレビュー・感想・評価

ムカデ人間3(2014年製作の映画)
3.2
今作は、『ムカデ人間』の3作目です。

内容は、暴動の発生回数に始まり、医療費や職員の離職率などがアメリカ最高を誇る刑務所。所長のビルは、それを州知事に叱責された上に状況改善が見られなければクビにすると宣告される。さまざまな方法を実施するも効果が得られないことに落胆するビルに、腹心のドワイトは『ムカデ人間』という映画から得たアイデアを告げる。それは500人に及ぶ囚人の肛門と口を接合してムカデ状にし、食費の節約や行動の管理をするというものだった......というもの。

1、2作目とは違い、コメディ色が強くなった気がしました。所長ビルの囚人に対する行動だったり、秘書であるデイジーの扱い方、いくつもの言動が常軌を逸していて笑えちゃいました。過去作に比べて汚さやグロさは減ったので残念でしたが、やはり、ハーヴィーとラーザーの共演が見れたのはちょっと嬉しかったですね☺️

特にハーヴィーに関しては、前作のイメージが強すぎるので、今作で会計士というまともな職をやっているのがびっくりしました。過去作を観てきた人は、面白さというのを抜いて、この2人の共演を見るだけでも価値があるのではないでしょうか🤔

今までの3人、数十人から、今作では500人という規模で、完成してもスケールが大きすぎてよく分からなかったですね。リアリティのカケラも無いですし、イモムシ人間に関しては、発想がヤバすぎます😓
こんな内容で、よくアメリカの国歌を流すことができたな〜と思いました。

なにはともあれ、最終作ですし、今までのキャストが出演してますし、監督までも初登場していて、もはやファンムービーみたいな感じで個人的には楽しめました。500人規模のムカデ人間はどのような姿になるのか、気になる方はぜひ🤗
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