男と女。
絶対てきな脳みその違いがあってだからこそ分かり合いたい。って気持ちになったけどたぶんずっと分かり合えない。
時代背景を少ししか汲みとれなくてこの時の女性観や異性に対する意識がどんなだったのか、わからず共感はできなかったけど
女であること。みたいな輪郭がじりじりと太くなっていくのを感じた。
なんと云っても海のシーンが素晴らしかった。
シルクのスリップドレスを着た女と海と。
愛に縛られていたのかもしれない恵美子が何もかもから解放された瞬間だった。
恵美子を演じる市川さんの力強い眼がほんとうに素敵でした。
映画でたまにある壮大に見せたがるムダな音楽みたいのが全くなくて生活音とか自然に鳴る音や身近な風景を楽しめた