このレビューはネタバレを含みます
５、６回みている映画、お勧め。
１回ですべてを理解できなかったので何度も繰り返しみて、数年経ってもふと観たくなる映画。
戦争が絡んでいる映画が得意ではないので避けてきたけど、これは大丈夫だった。負傷者がチラッと映像で出ることがあるので少し注意かも。物語は割と淡々と進むのだけど、ひとつひとつ散りばめられた事柄を紐解いていく楽しさがある映画だと思う。それは映画のなかだけではわからないこともあって、歴史背景を調べて照らし合わせていくとまた発見があったりして。でもなんというか、どの角度から考察しても切なくてやるせ無くなる。
同性愛とアスペルガー症候群にスポットを当てた映画ではないけれど、それも考えさせられる映画だった。時代背景や当時のことを調べれば調べるほど胸が痛くなる。
そして映画の終わり最後の一文が胸にずっと響いている。
「今 我々は それをコンピューターと呼ぶ」
