Appleのロゴのリンゴをかじった人物と噂もされたアラン・チューリングのお話。
・天才数学者の戦争時の暗号解読
・コンピュータの基礎を築いた
・実話
というエピソードを軸にしつつも、映画で描いているのはハラハラドキドキのサスペンスではなく、一人の人間性を描いたヒューマンドラマ。
周りを振り回し、嫌われ、時によき理解者に恵まれながらも、誰からも理解されないマイノリティの孤独を描いた切ないお話。
機械を心の拠り所にしつつも、その名前の由来は実に人間臭く、そこに何を見ていたかを想像するとホントに切ない。