ナオヒレットヨハソソソ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のナオヒレットヨハソソソのレビュー・感想・評価

3.8
『光の当たらない場所で』

第二次世界対戦時、ドイツの機密情報の暗号を解き明かした天才数学者の波乱の人生を描いた物語。

戦争作品といったら戦闘モノが多いですが本作はその裏で動く人達の奮闘という所に焦点を当てたテーマが面白いと思いました。

この作品の特徴としてはナチスの暗号の解読に迫って行く緊張感はもちろん、天才学者の過去、人間関係など物語もしっかりとしていて最初から最後まで楽しめました。

役者陣も良く孤高の天才学者とそのチーム達の雰囲気がリアリティある感じで表現されていました。

戦争の戦闘での英雄に目が行ってしまいますが光の当たらないような所で世界を支えている人がいる。
そんな作品でした。