アカデミー賞脚色賞とっただけあって、まず演出・脚色が良かったです。前半からグイグイ惹きつけられる、非常に完成度の高い映画でした。
物語は、実話ベースということだが、2次大戦中に裏ではこんな戦いが繰り広げられていたのかと驚き、かつとても興味深い。
また当時イギリスでは、同性愛の行為が法律違反で実刑になっていたというのも驚きの事実。
アラン・チューリングの開発した暗号解読装置が、後のコンピューターに繋がったというのも初めて知ることができ、勉強にもなる映画でした。
知られざるイギリスの英雄のヒューマンドラマであり、知的な空気が香る作品。
