とてもよかった。
1つの映画の中にたくさんのものが詰め込まれていて、でもごちゃごちゃしていなかった。
アランチューリングの静かだけどあつい執念が伝わった。
「あなたが普通じゃないから世界は素晴らしい」というセリフは、天才ゆえにある悩みを言葉1つで救ったような、そんな素敵な魔法のような言葉だった。ジョーン、素敵だなぁ。こんな女性になりたい。
学生の頃のエピソードが、ずっと心に残ってる。。。
解読不可能とされていた暗号を解き、1400万人もの人を救ったのにもかかわらず、この内容は国家機密として50年以上も世に明かされなかった。50年以上経ち、このことを映画にすることができる時代に生まれ、知ることができ、本当にありがたい。
暗号を解くために創り上げたマシーンが今のコンピュータの基になっていることも、驚いた。
後半は鳥肌が止まらなかった。驚きや悲しみ、安堵、幸福感などいろいろな感情が混ざりあった状態で映画を観終えた。