アラン・チューリング
コンピューターの礎を作った天才数学者。
こんなにも偉大な人を、
お恥ずかしいことに私はこの映画を観るまでちっとも知らなかったです…。コンピューターが無ければ成り立たない現代に生きている私たちこそ、もっと彼を知るべきですね。
隠すことが多く生きづらい人生だったろうな。しかも多くの命を救うために、犠牲を払うことは口で言えるほど簡単じゃない。どちらを選んでも一緒つきまとうくらいトラウマになることは間違いない。
人はなぜ暴力を好むのか?
気持ちいいからだ。
しかしそれが過ぎると、
空虚しか残らない。
戦争と、同じですね。
数学者の生涯を通じて、戦争、科学、同性愛、偏見、生き方、歴史と、学ばせられることが多く、構成、演技も総じて完成度の高い作品。最初はタイトル少しダサいなぁと思ってたけど、映画見てタイトルに納得。
唯一気になるのはメインイメージかな…歴史物なのに、なんかSFミステリー作品系に見えるんだよなぁ。笑
今を生きる人全員に見ていただきたい画です。