サントラが凄く好きなのでYouTubeでたまに聴きます。
映画を最後まで観て思ったのが、全然ハッピーエンドじゃないの。
なんていうか全体的に見るとほぼ絶望的。いや、途中ちらほら幸せそうなシーンもあるんだけど、目標となるエニグマ解読に成功しても結局戦争が終わるわけではなく、死人が出るのも避けられない。その中には解読チームの身内も…。もちろんノンフィクションなので結末は変えられないのだが、本当にチューリングさんは悲しい人生を送ったんだな、と。
近代のコンピューターの創造に携わった人物としての評価は死後何十年後からされていたが、同性愛に対する当時の国のクレイジーな処罰について、政府から正式な謝罪がされたのは2009年。
映画を観ていた際、『このまま終わんのかい…ツライな…』と感じていましたが、最後の皆で書類を燃やすシーンは少し心の支えになりました。
それにしてもキーラナイトレイ可愛かったな。
"誰にも思いつかない人物が、誰にも思いつかないことをやってのけたりするんだよ"は間違いなく名言です。
