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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のmmmのレビュー・感想・評価

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恥ずかしながら、アラン・チューリングのことはこの映画に出会うまで知らなかったけど、ここまでの功績(敢えて偉業とは言いません)を成した人物の物語が、つい最近まで歴史の闇の中にあったということが衝撃的やった。
アランの並外れた才能と、「普通ではない」自意識のもとでの葛藤、不理解な組織や社会からの不当な仕打ち、理解者との出会いと別れ 巧みな脚本とキャストの演技力で終始引き込まれたな....。偏屈で不器用で、でも人一倍繊細で愛情深い主人公のことが、とても愛しく思える。
キーラナイトレイは相変わらずたいへんな美女やのに、この作品では不思議と美人感が前に出てこん 名女優やな。。ますますファンです
久しぶりに「名画を観た!」という充実感。実話を基にするとどうしてもハッピーエンドにはならへんことがあるけど(戦争を主題とするなら尚更)、それでもすっごい余韻やぁ
最後に言いたいのは邦題のサブタイトル..........つけた人はまじでこの映画見ましたか?というか、見たからこそのこの邦題で、うまいことつけたと思ってるかもやけど、もしそうならアランへのリスペクトが無さ過ぎるでしょう。これだけ悔しかった。
mmm

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