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バンクーバーの朝日のSHOのレビュー・感想・評価

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)
3.6
あの時代の日本人の感覚。戦争を知らない自分たちがどこまで近づけるのか、この映画を見ながら、少し悔しさを覚えました。分かりきれないからこそ、もっと知りたい。もっといろんな方々の話を聞きたいと思える、そんな映画だったと思います。

収容施設に向かう汽車に乗るロイとレイジの会話。
『絶対プロになってやる、日本でもどこでも。お前も一緒に来い』
『………また野球しような』

ただ好きな野球を、思う存分やりたいと願う若者の言葉に、少しだけ自分を重ねながらあの時代を経験できた気がしました。
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