みんてぃあ1109

バンクーバーの朝日のみんてぃあ1109のレビュー・感想・評価

バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)
1.6
戦前のカナダ移民野球チームが2003年にカナダ野球殿堂入り。
この事実を特集したドキュメント番組を見て感動しこの映画に興味をもちました。

しかしこれ
つ、つまらん。。。だらだら2時間超え。
歴史の事実はどうあれ人種差別に打ち勝つ安いスポ根もの。仲間が離れて行ったり事件を起こしたり。。
頑固親父が出て来たり。家族愛に友情にスポ根。何が言いたいんだこれ。
チープすぎる。
スポ根ものと割り切るには20vs0とかで負けてたチームが突然強くなったりする。感情移入できんわ!その過程がない。頭脳野球だ!っておいおい!いつ誰がやってたんだよ?
試合の場面も雑でハラハラしない。何の大会かもわからないし、ずっと同じチームと戦ってる。ライバルという設定もなし。

実際には本当に苦労して上のリーグ、上のリーグに何年もかけて上がって、人種差別からのアンフェアな審判、体格差からのラフプレイにも負けず、朝日軍はやられたからやり返すでなくフェアプレイを貫いた。
それが白人の心を動かし朝日軍は白人にも人気の市民権を得られるようなった。スポーツを通してすばらしい歴史を作ってきたはず。それが殿堂入りにつながったはず。

この映画は差別にも負けずただ野球しました。くらいしか伝わらなかったです。
それで長い!!!!盛り上がりなかったなあ。
この題材を映画にしたいうことで少し点あげました。