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軽井沢夫人のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

軽井沢夫人(1982年製作の映画)
3.2
モーツァルトのピアノコンチェルトで幕開け。軽井沢の美しい風景、ハイソなパーティー、と小沼的な高貴な雰囲気が続き、あんまり面白くないのかな?と思ってからの唐突な子豚の丸焼き→白フンドシのコンボでああ、コメディ映画なんだと安心感。白フンの後の白ブリーフにも笑いを禁じ得ない。白フン男よりは白ブリ男の方がいい。でも私は白じゃないトランクスかボクサーパンツがいい。全裸の高田美和が木に抱きついてるあたりで昼下がりの情事古都曼陀羅を思い出し、私も山科ゆりが全裸で抱きついた石塔とかに抱きつきたい衝動がフラッシュバック。唐突でシュールなエンディングは、「団地妻 昼下がりの情事」から連綿と続くロマンポルノの伝統。小沼勝作品の中では平均以下の出来かなー。姪っ子がもっと華のある女優さんだったら良かったのに。
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