オカルト博士

怪談新耳袋 殴り込み! <東日本編>のオカルト博士のレビュー・感想・評価

4.0
このシリ-ズは大好きでDVDは全て観てます。ギンティ小林の書籍も全て持ってるぐらいファンです。
新耳袋殴り込みGメンたちが心霊スポットに行き霊を挑発する不謹慎シリ-ズです。

今回の「東日本編」はシリ-ズ初期作品で、豊島監督バ-ジョンですね。
豊島監督の良いと思うとこは殴り込みGメンのギンティ小林をスタ-として一目を置いてる感じがあるんです。
他のメンバ-たちもギンティにはそんな風ですよね。そうなんですよ、スタ-がひとりしか居ないとゆうのがこのシリ-ズの唯一の欠点かもしれません。他のメンバ-では元祖シックス・センスの市川力夫。力夫は心霊スポットなどでは怪異に超敏感な能力を持つ。 書籍本でギンティは、この市川力夫について~映画秘宝にアルバイトで入って来た力夫と初めて会話した時に
「俺、良く幽霊見るんスよ。」とゆう力夫の言葉にギンティはムッとしたとゆう。幽霊見るんスよ?って、俺を誰だと思ってるんだよ。みたいな。

その他のメンバ-では、心霊スポットの某トンネルで不覚にも泣いてしまった田野辺キャップや、舞台裏ではよくキレてしまう後藤社長。メンバ-で一番臆病だか物事を常に冷静に見てる裏キャップの山口プロデュ-サ-など。

今作品の東日本編のメインは八甲田山の殴り込みで、亡くなった兵隊たちの霊を全員集合させるなどの挑発行為。
このシリ-ズ初期とゆう事もあり、はっきり言って挑発が手緩い感じは否めない。

このシリ-ズ個人的には『地獄編』のおいらん淵でのミッションが一番笑ったしヤバかったし良かった。ギンティ小林が花魁のような化粧と格好をして、女性隊員のハチ隊員(市松人形)を紐で吊るして橋の上からバンジ-ジャンプさせるミッション。
あまりの怖さにギンティ小林が半泣きになりながら戻ってきてメンバ-に「ねえ、俺って臆病かな~?ねえ、俺って臆病かな~?」と言って「ギンティさんは臆病じゃないよ(笑)ギンティさんは臆病じゃないよ(笑)」と仲間に励まされるシ-ンは爆笑しました。
他では『関東編』での樹海でコンビニのおにぎり食べて戻ってくるミッションも爆笑でした。
『魔界編』では、ギンティ小林が心霊廃墟にブリ-フ一丁だけの姿で入りハブ酒を飲み、瓶の底に入ってるハブを口にくわえてブ-ドゥダンスを踊るシ-ンも必見か。

このシリ-ズも終了したけど、またやって欲しいです。☆