こひた

仁義なき戦い 代理戦争のこひたのレビュー・感想・評価

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)
3.2
シリーズ中では、場面は結構変わるし暴力の頻度も高いがなんか地味に感じる。

ベトナム戦争同様のヤクザ社会の傾向。兄弟の敵討ちさぼり。跡目と外部勢力。ダメ親父、実績不足、女狂い、体調不良。完全に顔潰しにくる上司。泣き落としに飯に金とほんまダメ親父。代理戦争じゃ現場のやる気は底だわな。誰も彼も泣き言。停電で和解会談の緊張が増す、二人だけ残ったら電気もどる。「山森にも火傷させちゃれや、のう」。山森敗北かと思いきや。堅気になれって破門状、媒酌人からすら「腹きめい」。拳銃予行演習。若者の葬儀への冒涜に対するやるせなさ。
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