仁義なき戦い 代理戦争の作品情報・感想・評価

仁義なき戦い 代理戦争1973年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

ジャンル:

4.0

「仁義なき戦い 代理戦争」に投稿された感想・評価

山守の腐れ外道っぷりたるや、、、
アニキハヤクヤッチャテクダサイヨ
スピンオフ的だった前作から、菅原文太が主演に復帰。「待ってました!」という感じで小林旭の登場。まさにオールスターキャスト。
知性を感じさせる成田三樹夫のヤクザっぷりや金子信雄と田中邦衛の憎たらしさもますます際立ち、本作と次の「頂上決戦」で本シリーズは最高潮に達する。
ただ、シリーズを続けて観ると、1人の俳優が複数の役を演じているため、若干混乱してしまうのが難点。
KINJI FUKASAKU FILMS 30/60

とにかく主要人物から脇役までの全ての演者が、スクリーンの外に向かって自己主張を押し出して来る様な演出に筆者は魅了されっぱなしでした。特に、今作より登場する小林旭の圧倒的存在感は、主演であるはずの菅原文太の影も薄くなってしまうほど。

第3作目となった今作は、前2作では実験的でもあった演出やカメラ構成が完成度を極めており、エンターテインメント性も十二分に発揮され、ワクワク感の止まらない作品に仕上がっていました。対の作品となっている次作の「頂上決戦」を合わせて、この「はみ出した大人たち」の青春群像劇は、筆者だけでは無く、観る者の全てを圧倒する事だと思います。

 
初見。
複雑に入り組んだヤクザ同士の醜い争い。今回は神戸の2大巨大ヤクザ組織も巻き込んでの代理戦争ということで全2作以上にスケールのでかい話になっています。利害関係がややこしいややこしい。

山守組長のずる賢さが今回も健在でここまで来ると呆れて物も言えないです。しかもこういう奴が結局は組のボスに君臨できるってところが何とも歯がゆい。泣き真似するところとかホント憎たらしいです。

新しく登場したヤクザ・打本も憎たらしい奴ですね。自分の都合ばかり考えてその都度力のある兄弟・親・組織に泣きつく様はみっともないったらありゃしない。

仁義なんて全くない戦争の始まりです。神戸を巻き込んで今後どうなるのやら。
凛太朗

凛太朗の感想・評価

4.5
第2部の広島死闘篇から、再び菅原文太扮する広能に主役が戻っての第3部、代理戦争。

代理戦争って銘打たれてるくらいなので、広島のヤクザ感の争いも、神戸の2つの巨大勢力の代理戦争となっている上に、これは初代仁義なき戦いからですけど、背景にはヤクザ同士の争い以上に大きなものがあったりするんですよね。

本作は、金子信雄や田中邦衛以上に、加藤武扮する打本が小物な割に出張ってきててホンマ腹立つ!
というか、登場人物の仁義の無さが、これまで以上に浮き彫りになっていて、宛らアウトレイジ・ビヨンド。
川谷拓三扮する西条もいい感じで腹立つ。
渡瀬恒彦さんかわいそう。お母さんもっと可哀想。

本作から小林旭扮する武田が登場してきますが、存在感あって凄くカッコよく感じましたと同時に怖いよ。

色んなバランスが絶妙で、仁義なき戦いシリーズでは最高傑作だと思う。

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり渡瀬がなんか好きやな。どんどん昼ドラみたいにドロドロなっていって根性座ってるヤクザがおらんくなってるからより菅原文太を応援したくなる。今回は前に比べてそんなに死んだり撃ち合いって感じじゃなく言い合いだけで展開していく。最初友達で入った田中邦衛とかめっちゃ情けない役。
金子信雄と田中邦衛コンビの胡散臭さ最高。

成田三樹夫は相変わらず格好良い〜!若頭似合う〜!
シリーズ第三弾。
実質一作目の続きとなる今作は泥沼化した抗争、代理戦争へと発展する歯車のお話。
つまり三作目は二部作構想の前編となる。
そのためあまりに説明が多く丁寧ではあるものの静か。
ジワジワくる恐怖はある。
次が楽しみ、
いろんな組が絡んできて1、2に比べて複雑になってきた💦

最後のシーンの母の涙はこっちまで悲しくなりました、、、😢
中間管理職の悲哀。ストレスフルな極道社会に生きる男たちのブルース。
文太兄ィは相変わらず最高。『広島死闘篇』から続投の成田三樹夫も鬼カッケェ。眉無しの辰兄ィもヤベェ。そして金子信雄の嘘(糞)泣き。川谷拓三がコスい。邦衛はもっとコスい。
観る価値しかない。
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