大好きな小田和正の二作目の監督作。一作目のアンティテーゼみたいな作品。一作目はホントひどかったもんな。何のために作ったのか。対してこれはちゃんと観れる作品になってたし、それなりに面白かった。さすがに音楽は良かった。一作目の反省もあり、映画界の閉鎖性もあり、でも映画通りならかなり映画というものを軽んじていたのも確か。しかし音楽であれ映画であれ、好きなことが職業なのは羨ましい。映画では批判的だったけど、スタッフのプロ意識と仕事に対するプライドは素晴らしい。監督と女優の過去について、真相は語られないものの、余計だったとは思う。