ヒラリー

奇妙な女のヒラリーのレビュー・感想・評価

奇妙な女(1946年製作の映画)
3.9
酔っ払い文無し父に愛想を尽かし母がいなくなったジェニー
小さい頃から素行が良くなかったが外面は良い。
泳げない幼馴染イフレムを突き落とし溺れさせて騒ぎになるも着衣のまま助けて、他の男の子達がやったの!と。
ジェニーが…という友達の口を封じ、良い子ちゃんを装う。
大人になったらなんでも手に入れると。
性格はそのまま見た目はより美しく成長したジェニー
生い立ちを悲惨に思ったイフレムの父親は美しい彼女の虜
妻として迎え入れ、彼女は外国にいるイフレムを呼び寄せる。
夫であるポスター氏は息子であるイフレムがいる事を快く思わず除け者扱い。家族でライバル視…
表では名士の妻、裏ではイフレムを誑かす悪女の顔を使い分けるジェニー恐ろしや…
金と地位は手に入った、だがそれだけでは彼女の欲は満たされない。
年老いた夫が邪魔になったジェニーはイフレムに殺人を持ち掛けて…
友人のメグ、彼女の婚約者のジョンをも巻き込み、欲しいものはどんな卑劣な手を使ってでも手に入れる。
ちゃんと爪痕残してるから皆周知してそうなのに都合良く忘れてんのかな!?
ジェニー悪名高過ぎて逆に清々しい。美しき悪魔…

私は世界を欲しがる女
でもあなただけでいい…
ヒラリー

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