電気羊

聖杯たちの騎士の電気羊のレビュー・感想・評価

聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)
2.5
テレンス・マリック監督製作のクリスチャン・ベイル、ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマン、アントニオ・バンデラス等の豪華出演陣による観念的というか自己満足映画。

ハリウッド映画の売れっ子脚本家クリスチャン・ベイルは、十分成功した人生を歩んでいたにもかかわらず、ハングリーハートを拭い去ることが出来なかった。
ハングリーハートを埋めるために、酒池肉林のこの世的な快楽に逃げ込もうとするが満たされることはなかった。

なんだろうね。ブルース・スプリングスティーンの名曲「ハングリー・ハート」でも歌われていた。
俺も若いときは、こうじゃない。もっと別の人生があるんじゃないかと悩んだりもした。
だけど還暦になって残り人生が少なくなると、健康でストレスのない人生で長生きすることだけで十分になったよ。
アラブの石油王であろうが貧民街のゴミ人間であろうが、結局、人間は最後には等しく死にますね。ええ。
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