ariri

ヤング・アダルト・ニューヨークのaririのレビュー・感想・評価

3.7
この映画のヤングアダルト定義で言うと自分はちょうど真ん中あたり(30代半ば)なので、20代の頃の考えは思いを馳せれるし、40代になったら自分も感じるであろう事を予測出来て面白かった。

A・ドライバー好きなんだが、才能があって要領が良いけど、人たらしで責任を持たない若者クリエイターで「わぁ…こういう奴いるよね…何か腹立つ…」と思わせる絶妙な演技wベン・スティラーのいい年して「俺を認めてくれ!」感も凄いけど、根がとても善人で非情になりきれない所が可愛い。後、ナオミ・ワッツて美人だし、勿論女優なので実年齢より若く見えるんだけど「イタイ女」や「イタイ中年女性」を演じると最高なのでもっと評価されて欲しい。(全くリズムに乗れてないヒップホップダンス爆笑)

「もう毎日が充実という訳にはいかない」という言葉が悪い意味でなく、前向きになる言葉として受け止められる。評価は分かれるかもだが、最後の「受け入れ方」も現実的でとても良かった。

そして、見てる間全然気づかなかったけど、ビースティ・ボーイズのアドロックが出てるw
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