風来のリヨナ

フィッシュ・レースの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

フィッシュ・レース(2006年製作の映画)
3.2
予算の低さは感じるものの…

幼い頃に両親を眼の前で網に持っていかれたパイ。イルカに保護され成長を遂げたところで、母の遺言に従い、サンゴ礁のパールおばさんに会いに群れを離れた。

訪れたサンゴ礁にて無事パールと合流できたパイ。そこでコーデリアなる美魚と懇意の仲に、ただ時折サンゴ礁に現れるチンピラ・サメに目をつけられた挙げ句、コーデリアを奪われることになり…みたいな。

二匹目のドジョウ、いや怪魚。原題『SHARK BAIT』で完全に某ファインディングなあれなのですが、水質汚染による奇形魚だったり、サンゴ礁は誰にも自由と言いつつスポンジや海綿系はカーストが下だったりかなり黒い。レース…レースかな?レース(生存競争)

全体的に『シャーク・テイル』のキモさを少し抑えたキモさながら、その種類は豊富。どっかで見たなというシーンはともかく、何気に本筋はオリジナリティ溢れてたりするので普通に面白いです。
亀の格闘パート処理落ちしてない?

個人的に気に入ったのは、サーッと5,6個固まって一気に落ちる流れ星、「水銀の取りすぎだわ」、本当に何ひとつ分からないまま終わるトドのステージです。
風来のリヨナ

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