遠藤ミチロウさんのシンプルで実直な人柄が丁寧に浮かび上がってくる素晴らしいこのドキュメンタリー作品。
旅をする中で様々な事に向き合って行くミチロウさんの姿が何よりも魅力的だったな。
ミチロウさんがライブを行うための旅は、映画の中でミチロウさんと頭の中と心の中を巡る旅にもなっていたのが凄く印象的で、それが凄く面白かった。
何よりもミチロウさんの姿と心を映すドキュメンタリー作品の中で観れるライブシーンがまた非常にカッコ良かったりして。
またライブが観たくなる。
しかしこの映画のタイトルである「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」って、ミチロウさんはそんな風に唄うけど。
でも実際は絶対に忘れる事はないだろうし、むしろ唄う事でお母さんの存在感がより強く実感するのではないか？と思わずにはいられなかった。
そしてドキュメンタリーとして撮っていた映像はもう5年位経つのだけれど、こうやって一つ作品として映画で公開されるその姿から、現在進行形のカッコ良さを放っていたのが何よりも素晴らしかった♪
ミチロウさんの現在から過去を辿って、そこから未来へと眼を向けて唄うその旅が今も続いてる事を映画として、作品にして公開して魅せる遠藤ミチロウ監督の何気ない凄さを実感出来るこの作品。
ミチロウさんの人柄と魅力をたっぷりと深く感じられるし、名前位しか知らなくてもしっかりと楽しめる作品になってる。
少しでも興味があったら是非観てほしい、そんな素晴らしい作品でした。
