お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいましたの作品情報・感想・評価

お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました2015年製作の映画)

上映日:2016年01月23日

製作国:

上映時間:102分

3.9

あらすじ

ミチロウが還暦を迎えた2011年に行われたザ・スターリンの再結成ライブとソロ還暦ツアー、そのさなかに見舞われた東日本大震災へのアクションとして大友良英、和合亮一らと共に立ち上げた「プロジェ クトFUKUSHIMA!」での活動をおさめ、故郷の福島と向き合い、再び旅を続ける姿を追ったロードムービー。

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」に投稿された感想・評価

舞台挨拶でミチロウさんに会いに行きました!
ドキュメンタリーならではの味が出ていたかな
遠藤ミチロウの軌跡。彼はまさに日本を切り取る現代の詩人。南方への愛や実家のルーツなど実に興味深い。素晴らしいドキュメンタリー。
http://naminonamimatsu.hatenablog.com/entry/2016/04/21/195557
q

qの感想・評価

3.9
穏やかな顔。美しい肉体。雷。遠吠え。優しさ。立琴のおじさん。お母さん。中途半端コンプレックス。
3.11映画祭
先日シネ間ありで大友さんが語っていたプロジェクトFUKUSHIMA!の映像や、ドラマ『ラジオ』で某ちゃんスターリンかけてたなぁ、等々見聞きするものが繋がってゆく事で、5年前から今日までが続いてるなぁ、と。
「チャイナシンドローム」を心配しているミチロウさん。
川内も伊方も近いのに、心配ないと言い切る政府。
3.11以降何も学んでいない国だと実感。
UK/USのリアルパンクを同時代で体験した自分的には、遅れてやってきた日本のパンクは嘲笑の対象でした。スターリンとかアナーキーとかバンド名からしてダサすぎるし、過激といわれるパフォーマンスも単なる馬鹿にしか見えず。
その代表選手、スターリンの遠藤ミチロウの2011年以降の活動を追ったドキュメンタリー。京都の異色映画会社シマフィルムの制作・配給ということで鑑賞しました。

彼の音楽はスターリン時代から面白いと思ったことはないし、本作で初めて聴いたソロパフォーマンスについても同様。プロジェクトFUKUSHIMA!の立ち上げや体制に阿らない姿勢については評価するも、ミュージシャンとしては自分の圏外かなと。
音楽家に対してこういう評価をするのはどうかと思うけど、還暦を過ぎて場末のライブハウスを転々とする生き方、よくいる説教臭いロック親父とは正反対の物腰の柔らかさと人柄の良さ、そんな彼の佇まいにはとても好感を持ちました。

寂れた地方の閉塞感と小さなライブハウスに息づく様々な想いが味わい深いロードムービーです。
ucchang

ucchangの感想・評価

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ステージの外でのミチロウさんの顔の優しいこと。
てっぽ

てっぽの感想・評価

4.3
80年代当時のスターリンといえば過激な小さいおっさんがスキャンダラスなコトやって話題性だけでメディア戦略してメジャーに登りつめた…。
メンバーも流動的でギターともケンカ別れになった。
映画ではライブでそんな最近亡くなったギターの追悼にサイレン鳴らして黙祷…。
これもミチロウのパフォーマンスなのか?とも思った。
全編観てそうじゃないなって…数日後に思い直した。

タイトルの「お母さんいい加減…」はそんな80年代当時に作った歌だけどミチロウにとって3.11以降にはこの曲の重みが全然違うことになったんじゃないかな?
バンドも良いがギター1本で歌うミチロウは凄い気迫で圧巻、良い歳の重ね方をしてるなぁと。
各地の必要としてくれる人達の為にこれからも元気にずっと旅をしてほしいな。

ロードムービーだから福島、宇和島、奄美、広島、そして雪の福井県から舞鶴の街並み…旅しながら語る語る。
福知山でのライブや打ち上げの様子は地元なので親近感湧いた。
みか

みかの感想・評価

3.8
「誤解と理解はそんなに変わらない」って言葉がとても印象的。
ロードムービーということもあって、映画との距離、ミチロウさんとの距離がとても近い感じがした。
スターリンでの過激なパフォーマンスと、インタビューや移動中の穏やかで知的な様子のギャップが極端で惹かれた。
遠藤ミチロウの旅の記録。

映像は実家の玄関先で「おかあさーん!おかあさん!?」と呼びかけるところから始まり何がおこるのかと少しどきっとさせられる。

そこから、遠藤ミチロウの旅の記録が収録されていくのだけれど、3.11の大震災をうけ、彼の実家が福島をはじめいろいろな土地を巡ってライブをしていく。


目の上を黒く塗りたくった風貌、ステージ上で放尿、豚の臓器を投げる、などなど。
過激なイメージがある彼のドキュメンタリーということで、
彼のこれまでのパンクな武勇伝みたいな感じの事でも放映するのかと思いきや、3.11の震災に向き合う、彼の真面目で誠実な性格の伝わってくるドキュメンタリー映像になっていると思う。


監督も彼がやっているとのことだが、なかなか面白い見せ方をしているなという印象を受けました。
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