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機動戦士ガンダムUC/episode4 重力の井戸の底でのRiのレビュー・感想・評価

3.6
前作で人を殺めたことで悲観的になるバナージとユニコーンシリーズ初の地上戦が描かれていて7作品の中でも自分が一番好きな物語。
ガランシェールの人たちと行動を共にすることで再度自分の置かれた状況、なすべきことを改めて考えるバナージ。ジンネマンと共に砂漠を渡り歩くシーンがとても印象的で戦争の環境の中でもまだ綺麗なものが残ってる、心では皆対等に協力しあいたいがそう簡単なことではないこと。そして最後にジンネマンが言った
「人を想って流す涙は別だ。何があっても泣かないなんてやつを俺は信用しない」
この人の優しさが滲み出た瞬間であってバナージが信頼するようになるも無理はない。
そして一番鳥肌が立ったシーン、終盤の巨大モビルアーマーが市民を虐殺するのを止めるべくガランシェールから出撃するユニコーンガンダム。RX-0のBGMが流れた瞬間一気に鳥肌が立った。
前作に引き続き戦争色の濃い内容となったが改めてこれはただのロボットアニメではないということを感じた。深く掘り下げれば現代にも起きてる紛争問題などにも関係あるような見方がある。次回作も期待
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