2021/03/26
監督 モンス・モーリンド ビョルン・スタイン
ジュリアン・ムーア
ジョナサン・リース=マイヤーズ
【探ってはならなかった】
多重人格者を否定する女性精神科医が、被験対象となった多重人格症状の男の正体を探るうちに、想像を絶する真実に辿り着く様を描くスリラー。
最初はよくあるスリラー映画かと思っていたら、なかなか一筋縄ではいかない作品でした。
科学では説明がつかない変化をする男、彼に宿る人物達を探るうちに次第に不穏な世界に足を踏み入れるJ・ムーア演じる主人公、やがて明かされるタイトル「シェルター」の意味、そして、予想外のラスト。
どこかD・ワシントン主演のスリラー「悪魔を憐れむ歌」にも雰囲気が似ている、ゾワッとなるラストが印象的な一本、少々難解ですがこういう作品は嫌いじゃないです。
鑑賞日 2012年3月24日 DVDにて