ふっちゃん

シャイニングのふっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

シャイニング(1997年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

こっちは映画と違って、小説をできるだけそのまま再現した感があった。いや、実際そうなんだけど、生垣の動物が動いたりだとか、作中の出来事とかが「小説」って感じ。
キューブリック版よりも好き。原作は未読だから分からないけど、時間が長い分内容が分かりやすかった。特に、ジャックがおかしくなっていく過程はこっちの方がよく分かった。ジャック・ニコルソンが演じたジャックは、彼のインパクトがある見た目のせいもあって最初からちょっと頭がおかしい感じがしてたけど、スティーヴン・ウェバーのジャックは、良い父親・優しい父親としてダニーに接している時もあれば、つい乱暴になってしまったり、それがストレスのせいなのかホテルのせいなのかは曖昧で、知らないうちにじわじわと侵食されていったように感じた。最後には自分を取り戻し、家族を守ったシーンは感動した。あと、卒業式のシーンも…。ハロランさんも生きてて良かった😊
ドクタースリープでもボイラーの圧力を上げて爆発させていたけど、それは小説版シャイニングのラストを取り入れたってことかな?
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