シャイニングの作品情報・感想・評価

「シャイニング」に投稿された感想・評価

こなみ

こなみの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

キューブリック版と比較されることが多いけれども、全く別物として捉えた方がいい。
家族愛や依存性をテーマに据えた原作に忠実な作りになっている。ホテルの悪霊に徐々に魅入られてゆき、父親であるジャックがじわじわと囚われていくのが見ていてとても辛くなる。

ラストに至るまでスティーブン・ウェーバー扮するジャックの姿から目が離せない。圧巻の一言。父子の強い絆を感じるクライマックスはもう何度見返したか分からない。

少しでも迷っているなら是非見て欲しい。
Sayuuuuuu

Sayuuuuuuの感想・評価

3.9
キューブリック監督の方よりこっちの方が長いけど好き
最後ぼろくそ泣いた
キューブリック版のshiningを見る前に、こちらのS・キング版を見た方が面白いと思いました

こちらの作品は長いですが、シナリオ構成はしっかりしてます
ponpon

ponponの感想・評価

4.2
4時間半もあって最後まで集中持つか不安やったけども意外とサクッと見れた!
さすがスティーブンキング!って思える「怖いけども良い話」の映画。
タイトルの意味が今まで意味不明やったけども
今回見て理解できた!
親子の絆って素晴らしい‥。
今回はハロランさんが最高にイカしたキャラで嬉しくなった!
キューブリックのシャイニングは最高に怖い良いホラー映画やけど全く別物のホラー映画。
今作、DVD買って正解でした!
続編も楽しみにしています。
カモメ

カモメの感想・評価

3.0
原作者がスタンリー・キューブリック版の『シャイニング』がこんなの『シャイニング』じゃないやい!と嫌っていたのは有名な話のようですが、その原作者が指揮をとり、正式な『シャイニング』を作ったドラマ版がある事はご存知でしょうか。

ちなみに私は知りませんでした。
TSUTAYAのDVDコーナーで映画版の『シャイニング』を借りようとしてたまたま手に取ったのがドラマ版で、その総時間を見てびっくりして調べて、そういう作品があるのだと、たまたま知りました。
ドラマのコーナーではなく、映画のコーナーにありましたし、背表紙には『シャイニング』しか書いてないので間違って借りちゃう人いるんじゃないかなぁ……。

4時間半にも及ぶドラマ版の感想ですが、
「作者が描きたかった物語や、パパの過去、物語の結末など、やりたいことはよーくわかった。けれど、それと映像作品としての面白さは別だよね」と思いました。

ジャック・ニコルソン版のパパは、元々支配的で暴力的な面を持ち合わせているように思えましたが、今作のパパはアルコール依存症の既往歴があり、お酒絶ちをしていること以外は平凡な人間です。
ラストも、映画版の悲惨さと比べるとややハッピー寄り。
料理長とのエピソードや、パパの家族への思いなど、映画版はバッサリ切り捨てていますが、今作はとても丁寧に描かれています。
そもそも、時間が倍近く違うんですけどね……。

でも、今作の一番の問題点は、
ラスト1時間半くらいしか見せ場がない事。
レンタルしたDVDは3枚組(両面1枚、片面1枚のディスク3枚分)なのですが、2枚目を見終わっても見せ場らしい見せ場はなく、ずーっとホテルの過去や家族の過去など状況説明ばかり。つまり退屈。
ようやくラストのディスクで話が展開し、パパがホテルにとりこまれ狂っていくのですが、そこまでが長すぎます。

『ペット・セメタリー』を見た時も『スティーヴン・キング』ってやたらと死者に語らせたがるなぁと思いましたが、それが良い方向に行っていない気がします。
語らせすぎてあんまり怖くない。ぺちゃくちゃ喋る幽霊ってあんまり怖くないですよね?貞子みたいに黙っている方がよほど怖い。
あと、庭の植木が動くところなんかは、チープというか、バカバカしいというか……映画版は効果的な恐怖モチーフを使う事に長けていましたがその逆だと思いました。
だって、庭の植木が動いたところで怖くないですもん……。

けれど、家族ドラマを見たいなら圧倒的に今作がオススメです。
怖い映画を期待して見たり、映画版が好きな方はちょっと物足りないかも。
こう描きたかったなら、きっとキューブリック版はキングにとって心外だったろなぁって思う、笑。

映像美ではないけど、でも物語としては綺麗に、そして怖くできてる。
彼らしさがホントに出てるから、ああ、違う!って言いたかったんだろうな、よっぽど、とちょっと面白くなる。
思い入れがある作品だなって感じ。

そのせいかものすごく長いから観なおすことはできなかったけど、ストーリー展開としてはこっちの解釈の方が好きです。そして怖いなって思って観てました。
コロラドの雪深い山中にそびえたつ豪華なホテル。冬の間は陸の孤島となるこの地に、管理人としてやってきたトランス一家。過去に管理人が一家を殺戮するという事件があった いわくつきのホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、何かが少しずつ狂い始めた───

《本編》 Disc1 SideA - 91分
Disc1 SideB - 90分
Disc2 - 91分

キューブリック版に対し「思い違いだらけで腹立たしい期待はずれの映画」と言い放った原作者スティーブン・キング自身が製作総指揮を務め、脚本を書き下ろし、その想いの全てを4時間半という枠に叩き込んだ。キングのキングによるキングのための『シャイニング』最終形態がここに!

なんと贅沢な作品だろうかっっ!!!!!
これですよ!これぞ!私の求めている
✨✨✨ シャイニング ✨✨✨

何度観ても飽きないし面白いなぁ。定期的に観たくなるんだなこれが。長いけど、3パートに分かれてるから途中休憩しながら見ればイイ♪(各版にエンドクレジットあり)

で、自分はこんなに好きな作品なのに本作のレビュー挙げてるフォロワーさんが1人しかいない事にビックリよ!なんで!?えっ?なんで~っっ!?みんな映画版に洗脳されちゃってんのかしら?

キングファンなら、こちらのドラマ版をプッシュすべきだし、こちらの方が断然好きになれるはず。誰もが真の『シャイニング』を目の当たりにしなくてはならない。

シャイニングは、単に脅かす事を主体とした恐怖映画ではない。主人公たち家族が困難を乗り越え、絆を取り戻し、愛を確かめ合う感動的なドラマなのだ。

舞台は、呪われし邪悪な念が渦巻くオーバールックホテル。ある特殊能力を持つ男の子のその能力がキーとなって物語が進んでいく。

序盤のアットホームな雰囲気から一変、中盤からジワジワと少しずつ、まるでホテル自身が悪魔と化するように家族に不運をもたらしていく。

閉鎖的な広い土地
誰もいないホテルのロビーの冷たい空気
異様に長く続く廊下とその静けさ
壁紙の模様と部屋の曲がり角
ヒューヒュー聞こえるすきま風の音
パチパチ燃え続ける暖炉の音
庭の生け垣の違和感
客室部屋の合鍵を手に取る瞬間
地下室で見つけた資料と謎の声
いつの間にか現れるクロッケー木槌(マレット)
息子と父親の身長差
仕事をやり遂げる執拗さ
アルコールのないキッチン
浮かび上がる文字……etc.

本当に、何から何まで怖い。
恐怖を感じるシーンのオンパレード、挙げたらキリがない。怖がらせようとしてないシーンですら想像力が掻き立てられて怖さを感じる。

あからさまにゾッするシーンだって完璧。バスルームのあれは私でもかなりクる。『サイコ』が"シャワーシーンの美女"なら『シャイニング』は"バスタブシーンの○女"と言って良い。

突然に無線機から聞こえてくる罵声。父親のジャックが急に気弱な男の子に戻っちゃうあのシーンがたまらなく良い。最高にゾクゾクする。スティーヴン・ウェバーさんの精神崩壊した演技が大好きすぎる!!

家族模様がとても丁寧に描かれているため、自然と感情移入ができる。特に精神を蝕まれていく父親の細かな様子が分かってよい。自分の意思とは裏腹にコントロールされて、愛する人を傷つけてしまう恐怖は例えようの無い辛さがつきまとう。

ドラマ版は父親の本当の人柄とその努力、また人間としての弱さ強さの両方が垣間見れて大変満足できる。しかし映画版は父親の存在が雑に扱われているように感じられてショックだった。特に滑稽すぎるあのラスト…なんじゃありゃ…!?

カルト的人気が高い映画版も悪くは無いとは思うけど、やっぱり後味がよろしくないので、私はやはり感動できるドラマ版の方が好きだ。

「Kissing, kissing♡」
「That's what I've been missing♡」

多くの人に泣ける『シャイニング』の存在を知って欲しい。

"ドク"こと少年ダニーが大人になった後のストーリーを描く続編『ドクタースリープ』が製作されるようで、今から楽しみっ!!!!!

*☆Keyword*☆
『We are the *☆SHINING*☆』
めっちゃウルっときた😭

甲乙つけがたいけど、俺はこっちの方が好き
naitro

naitroの感想・評価

2.4
キングに映画を作らせちゃダメ
キングの小説自体バカバカしい部分があって
監督がそれをなくしてるから、キング映画は面白い。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.0
《加筆修正2019.1.9》
大変失礼しました。
そもそもABCで放送されたテレビシリーズとして製作されたということで、90分×3回なのは当然でした。「小説を映像化するのに、仕方なく270分になった」という表現は当たっていませんでした。すみません。
Sキング氏がキューブリック監督作品をバッシングしたのは、シャイニングというダニーが持つ能力の表現を極めて抑えたこと、各登場人物の設定やキャラクターを変更したことに異を唱えました。
ひとつ面白いのは、制作前のキャスティング段階でジャックニコルソン起用に対し、(ジャック・トランス役の改変を感じ取り)別の役者を推薦したそうです。もちろん国のスタンダードや契約の問題なので一概には言えませんが、なかなか製作しづらい環境ではありますね。
《加筆部分終わり》

**************
《以下修正残し》


なるほどねーと思ったのは確かに息子ダニーの能力です。ラスト15分の中で、狂気の父から逃げ切るのは同じですが、キューブリック版は父子の対峙で能力は使いません。こちらは能力によって父をゆさぶり、父は操られている状態と行ったり来たりしている状態になり、最終的にも父は霊的な存在として息子の前に姿を現す、決して悪ではないわけです。

わたしは冒頭にも書いた通り、原作と映像が違うものになるのはやむを得ないことだと思っています。おおよそ2時間にするわけですからね。
プラス思い切ったこと言えば、この能力のくだりはたいして面白くないので、キューブリックの判断は正しいとさえ思います。
この勝負、キューブリックの勝ちです。
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