○2023年 鑑賞:246本目(映画)
暴力に対して痛々しくリアルな様を
描写しすぎてるからDVのシーンや
イジメのようなシーンは観ていて
結構キツい。
なのに、中盤から終盤にかけて徐々に
観ている側が悪い意味で“慣れて”しまって
暴力に耐性がついてしまう。
恐らく冒頭のシーンと終盤のシーンで
暴力の質を変化させることで、
《人はどんなことにも慣れてしまう》
という社会的な問題をこちら側に
問いかけているのかな。
白石監督らしからず怪異や超常現象
というワードや描写がゼロな作品
ではあるものの、妙にリアルで
引き込まれる映画だった🎬