もりしょ

殺人ワークショップのもりしょのレビュー・感想・評価

殺人ワークショップ(2012年製作の映画)
3.9
○2023年 鑑賞:246本目(映画)

暴力に対して痛々しくリアルな様を
描写しすぎてるからDVのシーンや
イジメのようなシーンは観ていて
結構キツい。
なのに、中盤から終盤にかけて徐々に
観ている側が悪い意味で“慣れて”しまって
暴力に耐性がついてしまう。

恐らく冒頭のシーンと終盤のシーンで
暴力の質を変化させることで、
《人はどんなことにも慣れてしまう》
という社会的な問題をこちら側に
問いかけているのかな。

白石監督らしからず怪異や超常現象
というワードや描写がゼロな作品
ではあるものの、妙にリアルで
引き込まれる映画だった🎬
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