「名犬ジョリイ」の原作を戦時中を舞台に映画化。アニメも観たことなかったけどタイトルだけは知ってたから有名作なのですね。
アルプスの山合いに住む少年セバスチャンが犬のベルと出会い、心を通わせる物語。可愛い癒し系と思いきや、想像よりハラハラドキドキ。
ワンコとの出会いのエピソードの他にも、ナチスがやってきたり、ユダヤ人一家の過酷な山越えを道案内したり、少年の母の悲しい真実だったり、最後まで目が離せない。児童書の域を超え、大人も楽しめる作品でした。
ハイジが出てきそうな雄大なアルプスの大自然と、ピュアな瞳の少年と、大きなもふもふグレートピレニーズ犬の可愛さだけでも観る価値があった。少年は2400人から選ばれたそうです。
この監督の『グランド・ジャーニー』もよかったけど、監督は冒険家でもあるので、自然の美しさも怖さも知り尽くしてるんだと思う。
✴︎あっくんさん、ありがとうございました✴︎
