2017.01.02 英語視聴
生きること。死ぬこと。
それを本のようだなと私は思う。
生まれてから死ぬまでの人生という物語が誰にでもあって、それは必ず終わりをむかえる。
しっかりきっちり終わるものもあって、中にはあやふやで中途半端、謎に満ちているものもある。
1つの終わりをむかえた本は終わりを感じさせるけど、生きる者にとってその本は継続し続けている。話が終わった時点で本の人物は存在しなくなるのか?そんなことはない。死んだ人・登場人物を思い、その人を忘れなければ。ただ語り継がれるのは、無意味で価値がないというオーガスタスの最後の手紙。その気持ち、とても共感した。どんなに受け継がれたって、そこに深い愛はない。そういうことを言いたいんだよなと感じ取った。
人生と本は似ているだけでイコールとは言えない。ただ限りなくイコールに近い。
常に残された者にはその本の続きを思い浮かべてしまう。そんなジレンマがあって、あやふやだったり中途半端な終わり方なほど人はその続きを求め、知りたがる。他の生きている登場人物のこととか。まあ色々。
くどい言い回し。まあ私の中できちんと咀嚼できてないから仕方ない。
今見て、上手くまとまるのはこれだけ。
また観た時、私は何を思うのか。
なにか少しでも変化しているのだろうか?
オーガスタスがヘイゼルに出会ったことで変化したように。
あの時とは違う私になれるのかな?