ストーリー :⑦
メッセージ性:⑧
演技、人物 :⑧
表現、世界観:⑨
のめり込み度:⑩
余韻 :⑧
独特すぎる話で賛否両論なのは理解できるけど、私は作品としてとても楽しめた。
終始気持ち悪さをまといながら、悔しさとか悲しさ、無念、時には温かみも感じられて、感情が次々と揺さぶられる。ハラハラしながらずっと画面に惹き付けられていた。
見ず知らずの人の死を悼み歩く静人の行動は極端で共感は難しい。
でも、どう死んだかではなく、その人がどう生きていたかを覚えていようという想いはシンプルに受け取れた。
役者もそれぞれの色がうまく出てて、みんなうまい。
井浦新の気味悪さがすごい。