主人公静人(高良健吾)が人の亡くなった場所を訪れ悼む
生と死にスポットを当てたヒューマンドラマ
小説を映画化
とにかく重たい
終始映像や台詞は暗め
ガンで時間のない母
精神疾患を患う父
妊娠中の妹
そんな家族を残し旅に出る静人…
生きてる人間(家族)を大切に出来ない人に他人の死を悼む事ができるのか?という疑問と、独特の悼み方から入り込むのに時間がかかった
石田ゆり子と出会って旅に出るも
人の「死」としか向き合えない
死を悼むことで自分が生きていることを実感しているのかなと思うようになって…
その中でいろんな場面で生と死を実感する描写がある
とても人間くさい映画でした
石田ゆり子との関係性が謎すぎるし静人のキャラ設定がブレてる部分があってモヤモヤした
あの所々「水」を映す演出はなんだったのか堤監督…