ボタン＋猫＋セロリ◎
とあるカトリック修道院で暮らす修道士らの日々を描いたドキュメンタリー映画です
よくも撮影と映画の公開が許可されたものだと感心しました！
その奇跡に点数を捧げます✨
沈黙は守られていますが私の思う静寂とは異なっていました
建物の構造上響き渡る足音に家具を動かす音など騒々しいです
調べてわかりましたが修道士は1日に3時間の睡眠しかとらず祈りと労働に身を捧げているそうです
服を作り料理し菜園し酪農しほぼ自給自足の生活のようです
髪を剃るのは電気シェーバーだったりするところは驚きました
無邪気な雪遊びが印象的でした
守られた中での隠遁生活のように感じました
日課を守るのは忍耐が要るので尊敬します
同じことの繰り返しは私には難しいのでその点は素晴らしいと思いました
個室は広いです！ベッドが干し草という点は虫とか管理の面で大変だとは思いますがシーツも枕もあります
机と椅子に祭壇も中庭もあり、パンに水にスープに果物も配給されます
洗濯も洗面も食器洗いもできます
大自然の中で暮らす厳しさが一番の修行のようなものかも知れません
ストーブがありますが冬は大変だと思います
年老いてきたら板場での祈りや広い修道院の移動や労働は過酷かも知れません
修道院はお城の様に立派で美しいです
雨に雷に雪と自然の厳しさがある反面、晴れた日の青い空と白い雲、小鳥のさえずりや野に咲く草花が輝いて見えます
山の谷間に響く鐘の音が印象的でした
