043.
これを面白いと観ることができるひとと、そうじゃない人に真っ二つに分かれそう。
BGMなどは一切なく、ただただ戒律の厳しい修道院での生活と美しい自然を観せられる。
最後の方まで会話などはなく、祈りの歌、生活音、足音、野菜を切る音、衣摺れ、咳、環境音、雪、雨、風、などが前面に押し出されているような感覚を味わえる。
様々な撮影方法が使われていて、全体的に何か美術品を見ているような、ちょっとした異空間、うん、この世ではない感じ。
後半ようやく雪遊びをするシーンなどで
人間らしさが垣間見れるけど、
同じ現代に生活してるとは思えなかった。
結構な長さ、淡々と描れているので心に余裕があるときに見るといいのかも。