このレビューはネタバレを含みます
普段はあんまり役者さんの演技がどうこうって思わないのですが、海月姫に関しては役者さんに関心しっぱなしでした。
みんな原作ちゃんと読んで、自分の役を愛して演じてらっしゃる気がする！
たまに漫画原作の映画で、あ、こやつ原作を読んでおらぬな？と感じる役者さんがいて、原作が好きだからこそその映画を観に行ってるときはなんだか憮然としてしまうのですが、海月姫に関してはそんな思いをする原作ファンの方はいないんじゃないかな〜と思うであります！
わたし自身が1巻しか読んでないぺーぺーなのでなにを偉そうにって感じですが、あの濃いキャラたちを違和感なく演じられるのはすごい！
特にまやや様！これほんもののまやや様や…！て思いました。
友達に読ましてもらった雑誌の記事やテレビなんかで能年玲奈ちゃんの役に対する真剣な姿勢を見てほっこりして、映画見てても役者さんたちの和気あいあい具合が伝わってきて、これは原作者の東村先生も嬉しいだろうなぁ。
劇中の衣装もかわいくて素敵で楽しい映画だったのですが、いかんせんテンションの高い映画なわりに上映時間が長くって、もっとテンポよくすれば見やすいのにな〜とは感じました。
ちょっとしんどくなっちゃいました。
あと原作がまだ終わってないからか、ストーリーがとっ散らかったまま終了したというか、力技やな…と感じざるを得ない感じで、ちょっと不親切かも。
たぶん月海ちゃんは蔵之介くんとくっつくんだろうけど、そうだとしてもしゅうしゅうがどっかで幸せになりますように…。
