シーワン

LUCY/ルーシーのシーワンのレビュー・感想・評価

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)
3.5
最強無敵になったブラックウィドウ!

開発されたばかりのドラッグが主人公ルーシーの体内に入ってしまい、そのドラッグの影響で人類の本来の能力が解放されていく作品。
スカーレットヨハンソンのアクションが最高!

人類は本来の能力の10%しか発揮出来ていないという。人類以外の動物も数%しかその能力を活かせていない。ちなみにイルカは唯一20%
使えている動物らしいよスゴいね!
ノーマン博士の解説はとても分かりやすかった。あの講義なら眠たくならなそう。

私は作中で人類の能力がどんどん解放されていくにつれて、人間ではなくなっていくように思えた。20%くらいからはなんと表現すればいいか難しいが、AIやアンドロイド、ターミネーターと似たような感じに見えた。
人間は自分達の能力に限界を感じたり、
自分では不可能だと思えるから、
AIやアンドロイド等便利なモノを開発したり、映画・マンガ・アニメが面白いとか、
自分もこうなりたいと夢を描くんだと
この作品を観て思った。

ちなみに、仮に10%以上能力が使えるなら
私は18%くらいでいいかな。
相手の考えていることが分かったり、
ちょっとだけ相手の意識をコントロール
出来るくらいで多分満足。
まぁ仮に人類が自分の能力を完全にコントロール出来るようになったら、人口も今ほど必要無いし、無駄な物も作らない、食事も栄養され
摂取出来ればなんでもいいから生野菜ボリボリ食べたり、ウィダーで10秒チャージばっかりの食生活になるのかな。
それはそれで面白くないねー。
もしそんな人がいたらセブンイレブンの
バーニャカウダと紙パックのリプトンを
おしえてあげたい!
めっちゃ美味しいから食べてみ!って。

作中の話しに戻ると、普通の人間はあの
ドラッグを数粒摂取しただけで頭がおかしく
なってしまうほど強力なモノ。
なのにルーシーはなぜあのドラッグに
対応出来たのか?
少し体内に入った際に体が慣れたというか
耐性のようなモノができたのか?
ルーシーは何か特別な体質だったからドラッグの効果を使いこなせたのか?
そこまで描いてくれるともう一段階面白かったと思う。
シーワン

シーワン