なんか違う感がしました.
麻薬で脳が覚醒するというストーリーの骨組みは面白いです.
しかし覚醒後の様子を想像するのは,脳が覚醒していない脚本家なわけです.
もっとぶっとんだ覚醒を魅せるべきだったのではないでしょうか.
私は拍子抜けしました.
ただキャストはいいと感じました.
スカーレット・ヨハンソン,モーガン・フリーマンは納得のキャストとして,
チェ・ミンシクを登用する点がいいなと思いました.
チェ・ミンシクといえば,骨太の悪役を母国で演じているという印象を受けますよね.
本作でもまさにそのイメージどおりに仕上がっている点がいいと思いました.
監督のリュック・ベッソンには,もういちど会心の一作を撮ってほしいものですね.
そんな期待を持たせる一作でした.