「魔法少女まどか☆マギカ 」と「Fate／Zero」の原作の虚淵玄の名前を聞いて期待しながら視聴しました。
比較的硬派なSF作品だと思いますが、主人公がやたら露出度の高いスーツを着た美少女ってとこが世相を反映していて少し残念。
でも釘宮理恵のキャスティングは最高だと思います。
リアリティのこだわった近未来ものを書くと、どうしても「攻殻機動隊」になってしまう。
この作品も多少なりとも似た部分が出てしまっているが、オリジナリティも十分あります。
ただし、それがうまくいったかどうかは微妙ですが。
メモリやAIやテロメアなどといったSF好きなら食いつきそうな単語が出てくるが、結局それをうまく料理できていない。
SFとしてはよく出てているが、エンターテイメント作品としては失敗といえるだろう。
見る価値はあると思うが、興行成績はわずか1.8億。
この数字がこの作品のクオリティーを如実に示している。
