このシリーズに求めていた物理的な暴力での怪異との戦いがついに観れる。五芒星のなかで体に呪文を描き、腕に呪いのグッズを巻いてボクシングのステップを刻みながら河童を待ち受ける工藤D。この面白さを観るためにこのシリーズを観てきたんだととても嬉しかった。
初めて出来た仲間との戦いなど盛り上がる要素がてんこもりで、怖さや気持ち悪さ、そして笑いが絶えずにある。また河童が強くて面白い。速いわ、力強いわで工藤Dも何度か空中に吹き飛ばされる。きゅうりでおびき寄せられるベタなところもまた良い。
ラストの怖ろしい展開も見事で映画として面白かった。
