このレビューはネタバレを含みます
大好きなケヴィン・スミスの身の毛もよだつ恐るべし問題作。人間がセイウチにされる映画であります。
ハーレイ・ジョエル・オスメント!
オープニングのテンション。
ジェネシス・ロドリゲスの熱演。
ラスベガスをやっつけろ以来のジョニー・デップによる怪演。
ハーレイ・ジョエル・オスメント!
その面白くなりそうな全ての要素が影も形もなかったかのように全て壊されてくのだ。
その様はまるで主人公の面白そうなお喋り君ジャスティン・ロングがいつのまにか人体改造(個人的には人体破壊だと思う)されセイウチにされた…それと似ている。
問題は、とにかく会話シーンが長い事と、コメディかシリアスかわからない事。ケヴィン・スミスの事だからわざと中途半端にしてるのかもしれないけど、やりすぎである。
たかが映画されど映画やっていい事と悪い事がある。無論悪い方である。
でも確かに彼女は言った
「くまのプーさんで泣いたあなたはどこへ行ったの?」
映画史に残りかねない残酷すぎる名ゼリフだが、くそくらえだ。
ハーレイ・ジョエル・オスメント!!!