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グリーン・インフェルノのmarm25のレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
4.4
とんでもない映画を見てしまった…。パッケージ×食人族で危険な予感はしてたけど、遥かに予想を超えた…。ブラジル人彼氏とíndioについて調べていて、開発のために人がわざと持ち込んだウイルスによって先住民の多くが亡くなり、それから逃げるためにアマゾンの奥へ奥へと逃げていった。という話を見た。アマゾンの奥地で暮らす先住民のことなんてほぼわからないし、独特の文化が築かれているのは当然。強い戦士になるために猛毒を持つアリが入った手袋をして耐えたりとか、色々びっくりな話も聞いたから、食人族も確か本当にいるはず。

本作ではハンストで開発を阻止するような学生グループがネットで注目を浴びるために先住民のいる現地へ乗り込んで配信をして、その帰りに墜落事故に遭い、食人族に捕らえられる話。墜落シーンもグロいけど、食べられるシーンはもっともっとエグいし、拷問シーンも辛い…。そんな中、主人公のジャスティンちゃんは脱出を試みたり果敢に生きる。ラストに彼女が語る嘘で、この映画の伝えたいことがさらに浮き彫りになるかな。
人には人の住処があるし、生き方も違う。どちらが良い悪いじゃない。だからお互いのルールを守らないとダメだよね。簡単な気持ちで踏み込んではいけない。もっと色々メッセージがあると思うけど、余韻が強すぎて言葉にできない…。家畜と人間、生と死、ヴィーガンと食肉、色んな対比がありました。
ホステルやピラニア3D、クラウンの監督だと知って妙に納得した。
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