妻と一緒にかっぱえびせんを食べながら観た映画。
妻ともに多少のグロ耐性があるので舐めてかかって観たが想像以上にグロかった…。
少し前まで夕飯のおかずを餃子にすると話していたが、少し躊躇してしまう程だった。
本作はタイトルやパッケージでグロのみの内容だと思っていたが、意外と考えさせられるものであった。
作中で人間がバラバラに解体されるシーンがあり、始めは痛そうとかグロいといった感情しか沸かなかったが、途中で私達も原住民と同じ事、いやそれ以上に酷い事をやっているのだと気が付かせてくれた。
また、現在の社会に不満があるのであれば色々と感じるものがあると思う。
そういった面でもオススメだが、絶望感や緊張感を描くのが非常に上手く、現住民の演技力が桁外れなので、ある程度グロいのが大丈夫な人には是非オススメ出来る作品である。
最後に主人公がラストでとある選択をするのだが、この選択が素晴らしい。
これこそがこの作品でのテーマであり、根幹をなすものである。
決して続編のフラグではないだろうし、これで続編が出たら軽蔑する。