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イントゥ・ザ・ストームのmasayaのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)
3.7
ファイナル・デッドブリッジのスティーヴン・クォーレ監督による竜巻パニック、ディザスタームービー。

TWDやプリズンブレイクのドラマ好きにはたまらないサラ・ウェイン・キャリーズとFTWDのアリシア・デブナム=ケアリーが出演し夢の共演を果たしている。
そして主役のゲイリーを演じた政治家みたいな名前のリチャード・アーミティッジはかっこいいイケオジ。

まずは小ネタから。
作中でも出てくる竜巻の規模を表すEFについて、これはシカゴ大学の藤田哲也博士によって1971年に提唱され長く使用されてきた藤田スケールが2007年に改良されたスケールで、改良藤田スケール(Enhanced Fujita scale; EF-Scale、通称:EFスケール、EF0〜EF5の6段階)と称される。
日本人の名前が国際的な尺度として使用されるのは誇りに思うし嬉しいことだよね。
ちなみに2007年以降でもEF5(風速90m/s以上)の竜巻は9例確認されており、いつ作中のような竜巻が発生したとしても何ら不思議はない。

ハンディカメラやスマホで撮影したインタビューやPOV(主観)映像、フッテージ(未編集)ぽい映像、迷惑系YouTuberのバカなふたり組の映像を中心に見せる斬新な手法でリアリティや臨場感を上手く表現している。
見所満載だが、なんと言っても1番の見所は圧巻のファイアーストームだろう。

89分間にコンパクトにまとめられた斬新な作品。
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