アメリカの田舎街を舞台に、前代未聞の巨大竜巻に襲われた人々のサバイバルをドキュメンタリー調で描いたパニック映画。
竜巻映画というと「ツイスター」を思いだします。
まだCG技術が発展途上の時代にあってあの迫力のある映像には驚いたものです。
あれから十数年経ってこの映画を観て思うのは確かに映像技術は格段に上がって非常に臨場感のある竜巻シーンを見せてくれています。
でもカメラの撮り方や物語のスピード感は「ツイスター」に劣る感じです。
竜巻チェイサー達や問題を抱えた親子やお馬鹿なユーチューバーなどこの手の映画にしては登場人物が豊富なもののなんかチグハグというかバランス感が悪いというか。
ユーチューバーというかお馬鹿は不死身的な比喩には笑いましたがw
危険を覚悟で竜巻の解明を試みようとする竜巻チェイサー達には感服しますが、そうは言っても竜巻よ来い的な発言だったり、発生して喜ぶ様は不謹慎だなぁと思う。
こういうドキュメンタリー調というのかフッテージ形式というのか分かりませんがこういう感じじゃなく普通にしても面白かったんじゃないのかなと思いました。
超期待していただけにちょっと物足りなさはありましたが、パニック映画として中々の出来なんじゃないでしょうか。
