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懲戒免職のnenecoのレビュー・感想・評価

懲戒免職(2006年製作の映画)
4.5
記録。

淡々と進むのが丁度良い。
気だるげなオダギリジョーは格好良すぎて、こんな先生いたら惚れるだろうと思った。

少ししか登場しない吉高由里子は、少ししか映らないのに、存在感をバシッと出していて、そして透明感があって儚げだった。美しかった。

主人公の少女のヨーグルトを食べ、バナナを食べ、母親に食べ過ぎと言われてもドーナツを食べ、自分の中の先生に対する想いに改めて気付いた彼女は、泣きながらドーナツを食べた。
母親の「イケメン」「キモい」という言い方が若作りをしているようで嫌ということにして。
このシーン、とても人間らしくて好きです。

そして、最初から何となく気付いていたけど、そうだったのか~と。

黒板に描かれた峰不二子を見た少女の感想、好きだなぁ。

15分のショートムービーでこんなにも魅せてくる、、世界観がとても好きです。
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