このレビューはネタバレを含みます
介護ヘルパーは介護だけじゃなくて人生に行き詰ってる人たちの一歩を手伝う(=ヘルパーになる)。
男が女に救われる話(ファンタジーと言ってもいいよ)かと思ったら、なんとなく冒頭から感じてた違和感が氷解すると同時に女は女に救われる。
人との距離、心の距離は程よい感覚が確かに大切。はたまたその距離(隙間)をうめるのもこれまたひとであり心であった。
先生が、奥さんを車椅子に移すシーンが最高だった。愛と哀しみで泣けてきた。
ああ、味醂干し食べたい!
追記
あと、作品全体からは過去(≒おじいちゃんたち)の過ちを背負い、学び(ごめん、ごめんなさいetc)未来(≒若者、マコト)に繋げ寄り添おうとする思いを感じました。
なんとも大きな広がりのある作品でしたことよ。