日本一のマンガ雑誌「ジャンプ」に集うマンガ作家たちの「友情、努力、勝利」を描いた作品
作品公開前から原作は読んでいたのだが、タイミングが合わずに劇場では観れず…。「scoop！」公開に合わせて大根監督の作品を復習しておかねばと思い、鑑賞
やっぱりこういう映画好きだわー(*´▽｀*)
平凡な人間が（いや実際サイコーとシュージンはどちらかといったら非凡な人間の分類だけんど）自分たちの夢に向かって試行錯誤を繰り返していくストーリー的な？
役者たちも原作まんまではなく、あえて自分の役にオリジナリティを出してキャラを膨らませている印象を持った。それに主人公2人はもちろん、亜豆、服部さん、佐々木編集長、エイジ、福田、中井、平丸まで登場していてうれしかった！！（ただ自分が地味に好きだった青木さんが出ていなかったのが、ちょとショックだった。。。）
演出や音楽（サカナクション！よかった！）、美術にも隅々までこだわっていて、すべてのカットに無駄がなかった。だから退屈するということがなかった
ただ原作自体、登場人物が多くて群像ものということもあり、それを2時間にまとめるのは（監督自身もおっしゃっていたそうだが）少々無理があった。心情を突き詰められる人物も時間も限られてしまった、というところが残念だった（でもこれに関してはしょうがないことだと思う）
それにしても大根監督のまとめ方はうまい。映画が終わってから感じるモヤモヤというものがないのだ
