f0ckyouさんの映画レビュー・感想・評価

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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

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これは時代背景を頭に入れておいた方が物語に入り込みやすいと思うから、何回か観る必要がありそう。

【1回目】
無意識な自由への敵視はいつの時代も、アメリカに限らずとも言えることだ。

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.5

自由奔放だけどハートの熱い男を演じさせたら、オマール・シーは天下一品。

オマール・シー演じる男に降りかかる出来事は結構理不尽で、一部の登場人物にイライラするところはあるけど、展開にグダつくところはな
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

ドラン監督作品は、どうしてこうも瑞々しく鮮やかなのか。カメラのレンズを通して自分がその場にいるようだ。キャストはドラン監督の友人が起用されているらしい。何気ない会話シーンなど、あの空気感はとても自然で>>続きを読む

Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

坂本龍一は音楽に疎い自分でも知ってる、世界的な音楽家だけど、彼がこんなに色んなことをやってきたことは知らなかった。この映画を観ると、彼のworkを少しだけ垣間見ることができる。
震災、原発、地球温暖化
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.0

タイトルの「ライムライト」ってどういう意味だろうと思って調べてみた。電球が普及する以前に舞台照明に用いられた照明器具らしく、名声の代名詞としても使われるらしい。

主要人物は、落ちぶれた道化師(カルヴ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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カメラワークが非常に効果的に使われ、それがより人物の今置かれている状況、心情を際立たせている作品。物の配置なども含めて、とても凝った作品だと感じた

自分は宗教とかに詳しくはないから、キリスト...と
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ロブスター(2015年製作の映画)

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みんな狂ってる。でも恋愛、結婚を極端に描いたらこうなっちゃうのかなあ

舞台は恋愛を強制される近未来。独身者はあるホテルに送られ、そこで「真実の愛」を見つけられなかったら動物にされてしまう。主人公は耐
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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この大学にはクレイジーな奴しかおらんのか。。

ベジタリアンとして生きてきたジュスティーヌは大学入学と同時に親と離れて生活することになる。新入生の洗礼の儀式で彼女は肉の味を覚える。その日を境に彼女は、
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マザー!(2017年製作の映画)

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全てを壊しておいて「また創りなおそう」なんて、、、

でもそれが人間なのかもしれない

この映画はまるで、創造と破壊を繰り返してきた世界の縮図

理不尽極まりないけど、ただ「不愉快だ」の一言で片付けて
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万引き家族(2018年製作の映画)

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とりあえずこれをみて「万引きは駄目だろ」とか「子供に悪影響だ」とか表面的なとこだけ取り上げて薄っぺらなことしか言えないやつは馬鹿だとだけ言っておく

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

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正直あんまり期待はしていなかった。オスカーに絡んでいる作品だし、なんだか凄そうなドキュメンタル映画だから、ということで本当に大したことない興味本位で見に行ったまでだった。

ところがどっこいなんだこの
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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映画を評価することにしばらく嫌気が差していましたが、やはりただ観ているだけでは満たされなくなったので久しぶりにレビューを書いてみることにしました

トリアー監督だからなんとなく宗教とか哲学を絡ませて、
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりのレビューですう…

韓国映画とか普段あんま観ないけど、予告観て無性に気になったため映画館に駆け込んだ

なんか…どこみたらいいんか分からん映画だったなぁ。色んなところみちゃって話自体にはあま
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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

3.5

親に捨てられどん底にいながらも、また駆け上がろうとあがく者たちの物語

染谷将太目当てで観たのだが、ストーリー自体もとても自分好みで、音楽が何よりかっこよかった。作品のなかのスリルや疾走感とblood
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何者(2016年製作の映画)

3.5

エンターテイメント性よりも心理描写だったり会話のやり取りを重視しているため、キャスト目当てで観に行った人にとっては退屈で、眠くなった人は多かったのかもしれない。しかし非常に私にとっては面白い映画だった>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

日本一のマンガ雑誌「ジャンプ」に集うマンガ作家たちの「友情、努力、勝利」を描いた作品

作品公開前から原作は読んでいたのだが、タイミングが合わずに劇場では観れず…。「scoop!」公開に合わせて大根監
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SCOOP!(2016年製作の映画)

4.5

キャスト全員の演技に感嘆した。大根監督の映画はいい。「モテキ」も「バクマン。」もそうだが、他の監督の作品に比べて役者が特にイキイキしている

内容的には、一言で言えばとても衝撃的。福山雅治演じる静と二
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.5

柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎といった今の日本映画界を牽引する(と言われている)若手俳優らが物語を形づくる。このメイン4人のほか、池松壮亮、岡山天音、吉村界人、北村匠海といった若手実力派(と言>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

森田剛の演技がやたらと公開前からもてはやされていた記憶がある。「もはやジャニーズを捨てている」とか「舞台で鍛えられた実力派」とか
まあ確かにジャニーズの中でもうまい人はうまいが、結局のところ、どこかキ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

不思議な感覚におそわれるとともに、なんだかじんわりときて涙がいつの間にかほろり…そんな映画

百万円であることの必然性はあまりはっきりしないけれど、主人公が場所を転々としていくその中で見えてくる人間の
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怒り(2016年製作の映画)

5.0

渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、妻夫木聡、綾野剛、宮崎あおい、広瀬すずと、各世代を代表する俳優・女優が集まった重厚な人間ドラマ…にとどまらなかった。キャストを見ただけで面白い映画だということは>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

3.8

李相日監督最新作「怒り」の公開前に、監督の前回作を復習。(ちなみにこの映画を観るのは3回目である)

豪華なキャストで緻密な心理、壮大なストーリーを描いていくのが李監督作の特徴と思われる。この作品も主
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.5

とにかく安藤サクラがすばらしい。彼女ほど憑依型女優という言葉が似合う役者はいないだろう

制作費も時間も限られている中で、いや、費用と時間が限られていたからこそ全ての役者が魂を注ぎ込んだこれだけ濃い作
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

3.5

主人公が見ていて痛かった。頑張りたくても頑張れない。一人で勝手にロックを語っちゃってる感じとか。誰も聞いてもいないのに。「俺がロックを変えてやるんだ」って。誰も頼んじゃいないのに

でも主人公の気持ち
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.7

いやーやっと見つけたよ、これこれ!近くのゲオほんとクソ。観たいと思った作品に限ってないし(しかもその作品のほとんどがマニアックとも言えないものなのに)。作品の配列はバラバラだし…もっと作品が充実してい>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

くっそ面白かった!!!!!

今までのアメコミ映画とは明らかに一味違う。物語はちゃんと進めるんだけど、第四の壁もぶち壊してくるおちゃめなデップー君がかわいい*\(^o^)/*
と同時にカッコよかった。
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.5

1年前に劇場で観たが、テレビで放映していたので改めて鑑賞

冒頭から真木よう子のおっぱいに目がいってしまう今作。あの始まり方はずるいわぁ。めっさ揺れとるし(〃艸〃)ハスハス
映画館で観た時もものすごか
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

5.0

今までで観て一番泣いた映画かもしれん…うん、これは間違いない

トム・ハーディ作品を一気見しようと思い「そういえばトムハ作品の中でも話題になってたな」とふと手に取った作品。もうね、やっぱわしゃスポ根映
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マクベス(2015年製作の映画)

3.5

今度の舞台「マクベス」で演出をやることになった友人が「参考に観たい」と言うので付き添いで行ってきたマッタクモッテサンコウニナランカッタケドナ(´・Д・)」
まあ、去年のカンヌの時点で注目はしてた作品
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

-

特別な映画

ソフィア・コッポラの存在はこの作品で初めて知った。「ブリングリング」も「マリーアントワネット」も観たけどやっぱりこの作品が一番好き

仕事で来日しているさえない映画俳優と恋人の付き添いで
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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.5

コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ピアース・ブロスナンと素敵なおじさまが3人も出ている、完全に私得の映画*\(^o^)/*

アマンダ・サイフリッドは相変わらずキュートだし歌も素晴らしい!ず
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.7

MOVIXデーだったので安くなってた!「ディストラクション・ベイビーズ」のためにお金を残しておきたかったけど、我慢でけずに観てもうた(もうちょいで終わりそうやったし)

次回作も見据えた作りにしたのか
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.6

人生に一度の運命的な恋を通して、1人の少女がたくましく成長していく物語

フランス映画って空気感が好きだわ。独特のアーティスティック感はありつつもそれと同時に激しく渦巻く感情ドラマも描かれる。(「パリ
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夏の終り(2012年製作の映画)

4.1

何より満島ひかりの演技力と小林薫の渋さが全面的に押し出された作品(綾野剛については言及しません…)

いやー2人ともえっろいえっろい。濡れ場といった濡れ場はないんだけど、ここまでむせるほどの色気を醸し
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

映画の日らしいので、ずっと観たかった細田守作品「バケモノの子」をチョイス

とにかく声キャスがいい!!
あの独特のだみ声で不器用な人物像を表現できるのは役所さんしかおらへんな。大泉洋に関してはまぁ俳優
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