冒頭の日本軍との戦いから、かなりの迫力の戦闘シーンが続く。相当金をかけて作った大作だ。
主人公を国民党側の人間にしたことで、絶対負ける戦いなわけで、日本の戦争映画を見ているような虚しさがある。
抗日戦の英雄も、人民解放軍との戦いで命を落としていく。戦争の、内戦の虚しさが嫌というほど伝わってくる。
日本からも金城武、長澤まさみ、黒木瞳らが出演。チャン・ツィー、ソン・ヘギョらと共に日中韓オールスターキャスト。
金城武が、日本軍に従軍してた台湾人の医師という設定も興味深い。第二次大戦中は台湾は日本だったんだよ。
この後、蒋介石と国民党も台湾に逃れるわけで、Part2の展開が楽しみだ。