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ターミネーター:新起動/ジェニシスのぉゅのレビュー・感想・評価

3.6
2022年 鑑賞 22-15-02
BSテレ東 シネマクラッシュ(吹替) にて
「マイティ・ソー ダーク・ワールド」等のアラン・テイラー監督の「ターミネーターシリーズ」の5作目で、ターミネーターフランチャイズのリブート作品。

ー 1作目と2作目が混ざり合ったような過去が新起動 ー
4代目ジョン・コナー(ジェイソン・クラークさん) × 3代目カイル・リース(ジェイ・コートニーさん) × 2代目サラ・コナー(エミリア・クラークさん) × 老兵感漂うT-800(アーノルド・シュワルツェネッガーさん)で再構築される、リブート・ターミネーター(シュワルツェネッガーさんの約12年振りのターミネーターシリーズ出演)。

1作目の未来編を描きつつの、未来編最後で、まさかの展開... 転送されてからも、そのまさかが続き... 老兵T-800 vs 転送されてきたT-800や、カイル vs T-1000。

“召し上がれ!”
どう歴史が詳しくは書けないが(理解出来ない部分もあるし)、一気に中をすっ飛ばして...
シュワルツェネッガーさんの老化は、上手く設定に落とし込んだと思うし、サラ、カイル、ジョンのメインキャストの変更は、時間の改ざんが起こしたとも思えるし、シュワルツェネッガーさんのみオリキャスなのも作品の設定上理解出来るが、いっそ一気に変えるなら、シュワルツェネッガーさんを出演させないという選択も出来たのでは(現に4はそうしている)?再構築したいのなら、オリキャスはいなくても良かったのかも。

ジェームズ・キャメロン氏の描いた未来が、現代での時が経ち、出来る事の幅が描ける故の未来の拡張で出来た再構築。ヘリコプターアクションが、また最高で!ヘリが走る車スレスレを飛ぶシーン、橋での攻防も良かった(気軽に「I’ll be back」を使って欲しくなった!そこは酷評したい!)。

T-3000のしつこさの恐怖は、T1のT-800を、T2のT-1000を彷彿とさせる。T-3000 vs T-800の肉弾戦は見もの!T-800の覚悟、サラの拒絶、カイルの決断、T-800のカイルへ託しミッション...

若干ラストは長く感じたが、いいな、と思えるラストだった。

余談1:続編あるかもよ?的ラストだが...
余談2:考えたくはないが、T1、T2より先に、TG先に観て、オリジナル物足らねぇっていう未来もあるのかも?

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